
第1章:そもそも「迷路反射」ってなに?
赤ちゃんは、生まれながらにいくつもの反射(=成長の土台となる反応)を持っています。その中の1つが“迷路反射”。
これは、赤ちゃんの頭が傾いたり、身体が揺れたりしたときに、自分の姿勢を自然に整えようとする力のことです。
ざっくり言うと……
→ 赤ちゃんの “バランス感覚” の元になる大事な反射!
迷路反射がきちんと育つと、こんな良いことがあります:
- 寝返り・おすわり・はいはい・つかまり立ちがスムーズになりやすい
- 転びにくくなる(姿勢制御が安定する)
- 将来的に運動能力の土台になる
- 三半規管(平衡感覚)の発達を助ける
つまり、全身運動のスタート地点が整うという、とても重要な感覚なんです。
第2章:赤ちゃんの迷路反射を育てる「ブランコゆらゆらトレーニング」とは?
では、迷路反射はどのようにすると鍛えられるのでしょうか?
幼児教室などに行くと色々なやり方で迷路反射を鍛えるトレーニングを行っていますが、そういう教室に行くのは少しハードルが高いもの…。そこで、今回紹介するのは、おうちでいつでもできる超シンプルな迷路反射トレーニング!
💡やり方
- 赤ちゃんをおすわりの姿勢にする
- パパ・ママは赤ちゃんの “太もも” をしっかり持つ
- そのまま少し持ち上げる
→ 赤ちゃんはブランコに乗っているような姿勢に

- 赤ちゃんをおすわりの姿勢にする
- パパ・ママは赤ちゃんの “太もも” をしっかり持つ
- そのまま少し持ち上げる
→ 赤ちゃんはブランコに乗っているような姿勢に - 声をかけながら、優しく前後・左右にゆらゆら



最初は小さく揺らし、慣れてきたらゆっくり大きめに動かしてみてください。
声をかけながら、優しく前後・左右にゆらゆら
ポイントは「揺らしながら、必ず声をかける」こと。
赤ちゃんは安心し、揺れと音の刺激で脳もイキイキ働きます!
第3章:安全に行うために大切なポイント
- 対象月齢:生後6か月〜
→ 首がしっかり座っていることが絶対条件です。 - 太ももはしっかり持つ(落下防止のため)
- 最初は“ちょっと揺らすだけ”でOK
- 不安定な場所ではやらない
- 赤ちゃんの機嫌が悪いときは中断する
- 揺らしすぎに注意(赤ちゃんが笑っていてもやりすぎない)
特に 「落とさないこと」 が最重要です。
赤ちゃんの体は予想以上に軽く、思ったより勢いがつくこともあります。
写真のように、安全第一で行ってください。

第4章:このトレーニングで得られるメリット
このトレーニングを一日2~3回行うだけで迷路反射をしっかり鍛えることができます。迷路反射を鍛えることで発達全体をバランスよく刺激でき、次のようなメリットが得られるんです!
- バランス感覚が育つ
- 姿勢保持が上手になる
- 転倒しにくくなる
- 空間認知(方向・距離感)が育つ
- 感覚統合の土台づくりになる
- パパ・ママとのスキンシップ時間が増える
とにかく、赤ちゃんの“体幹づくり”にものすごく良い刺激になります。
そのうえ、このブランコトレーニングは揺らす側も筋肉を使いますので、ジムに行かなくても、子供のトレーニングと合わせてお父さんお母さんの運動にもなりますよ😎
第6章 まとめ
赤ちゃんを太ももで支えて、ゆらゆら揺らすだけ。
安全に注意しつつ、毎日の遊び時間に少し取り入れてみてください。
ほんの数分でも、赤ちゃんの体はしっかり成長していきますよ☺️💛





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