はじめに
キャベツって、安いし栄養もたっぷり。でも「一玉買っても使いきれず、結局ダメにしてしまった…」なんて経験ありませんか?
この記事では、キャベツ一玉を3日間で無理なく、美味しく使い切ることをテーマに、
中華・和食・洋食・主菜・副菜・汁物とジャンル別に、簡単で家族にも好評なレシピを厳選してご紹介します!
キャベツってこんなに優秀!
- 食物繊維たっぷりで腸内環境をサポート
- ビタミンU(別名キャベジン)で胃腸の調子を整える
- ビタミンCで美肌効果も期待
傷みやすい春キャベツ、ずっしり詰まった冬キャベツ、どちらも冷蔵庫での保存は4〜5日が限界なので、計画的に使い切るのが◎
【1日目】たっぷりキャベツで“主菜級”レシピ
🥬 洋風:キャベツとベーコンのコンソメ蒸し
キャベツ1/4玉とベーコンを重ねてレンジ加熱。とろとろになったキャベツにベーコンのうまみが染みて、手間なしの主菜に!
【材料(2人分)】
- キャベツ:1/4玉(約250g)
- ベーコン:4枚
- コンソメ顆粒:小さじ1
- 塩・こしょう:少々
- 水:大さじ2
【作り方】
- キャベツはざく切り、ベーコンは半分に切る。
- 耐熱ボウルにキャベツとベーコンを交互に重ねて入れ、上から調味料と水を加える。
- ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで7分加熱。
- 軽く混ぜて味をなじませ、器に盛る。
おすすめの副菜:トマトのマリネなど酸味のあるものと相性◎
🥬 中華風:キャベツとひき肉の味噌炒め
白ごはんが止まらない!キャベツ1/4玉と合い挽き肉で作れるボリューム満点の炒め物。
【材料(2人分)】
- キャベツ:1/4玉(約250g)
- 合い挽き肉:150g
- サラダ油:小さじ1
- 味噌:大さじ1
- しょうゆ:小さじ1
- 酒:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- おろし生姜:小さじ1
【作り方】
- キャベツは一口大に切る。
- フライパンに油を熱し、ひき肉と生姜を炒める。
- 肉に火が通ったらキャベツを加えてさらに炒める。
- 調味料を加えて水分が少なくなるまで炒め煮する。
アレンジ:翌日のお弁当にもピッタリ!

【2日目】副菜や汁物でじんわり消費
🥬 和風:キャベツと油揚げの煮びたし
出汁がしみたキャベツが優しい味わい。冷やして常備菜にも◎
【材料(2人分)】
- キャベツ:1/6玉(約170g)
- 油揚げ:1枚
- 水:150ml
- めんつゆ(3倍濃縮):大さじ1.5
【作り方】
- キャベツはざく切り、油揚げは短冊切りにする。
- 鍋に水とめんつゆ、具材をすべて入れて火にかける。
- 中火で10分ほど煮て、全体に味がなじんだら完成。
保存目安:冷蔵で3日間OK!
🥬 汁物:キャベツと玉ねぎの味噌汁
意外と知られていないキャベツの味噌汁。玉ねぎと合わせて自然な甘みが引き立ちます。
【材料(2人分)】
- キャベツ:1/8玉(約125g)
- 玉ねぎ:1/4個
- 出汁:400ml
- 味噌:大さじ1.5
【作り方】
- キャベツ・玉ねぎは食べやすく切る。
- 出汁を温め、具材を加えて柔らかくなるまで煮る。
- 味噌を溶き入れ、沸騰直前で火を止める。
栄養ポイント:腸活に◎のW食物繊維!
【3日目】残りを一気に使い切るメニュー
🥬 洋風:キャベツのミルクスープ
牛乳とコンソメで作る洋風ポタージュ。キャベツの甘さが活きるやさしい味。
【材料(2人分)】
- キャベツ:1/6玉(約170g)
- ベーコン:2枚
- じゃがいも:1個
- 牛乳:200ml
- 水:150ml
- コンソメ顆粒:小さじ1
- 塩こしょう:少々
【作り方】
- キャベツ・じゃがいも・ベーコンは食べやすく切る。
- 鍋に水とコンソメ、材料を入れて煮る。
- 具材がやわらかくなったら牛乳を加え、沸騰直前で火を止める。

🥬 お好み焼き風キャベツ焼き(粉なしでもOK)
アレンジ:朝ごはんにもピッタリ!
すりおろした山芋や卵でつなげば、小麦粉なしでも作れるヘルシーお好み焼き。
冷蔵庫の残り野菜やチーズも一緒に消費!
【材料(2枚分)】
- キャベツ:1/4玉(約250g)
- 卵:2個
- 山芋(すりおろし):大さじ3
- お好みの具(チーズ、桜えびなど):適量
- ソース・かつお節:適量
【作り方】
- キャベツは千切りにする。
- ボウルにキャベツ・卵・山芋・具材を混ぜる。
- フライパンに油を熱し、両面焼き色がつくまで焼く。
- ソースなどで仕上げる。
キャベツ一玉使い切りのポイント
- 外葉→炒め物や煮物に(繊維が多いので加熱調理向き)
- 内側の柔らかい葉→サラダや浅漬けに
- 芯→細かく刻んで味噌汁やスープへ
おわりに
キャベツ一玉は、3日あれば使い切れる!
献立に少しずつ組み込むことで、栄養バランスもアップ&食品ロスもゼロに。
今日から「半玉派」から「一玉派」へ、一歩踏み出してみませんか?
【おまけ】キャベツの芯で“もう1玉”を目指す?再生栽培にチャレンジ!
キャベツを使い切ったあとは、芯をそのまま捨てていませんか?
実はキャベツの芯部分は「再生栽培(リボベジ)」に活用できるんです!
うまく育てれば、また新しいキャベツの葉が再び芽吹くという、まさにエコで楽しい節約ライフハック。
再生栽培の方法
【準備するもの】
- キャベツの芯(中心に少し葉が残っているものがベスト)
- 平皿 or 浅めの容器
- 水道水(1cm程度の水深)
【育て方】
- キャベツの芯を底が安定する向きで平皿に置く。
- 芯の底が1cmほど浸かる程度に水を注ぐ。
- 日当たりの良い場所(キッチンの窓辺など)に置く。
- 水は毎日取り替える。ぬめりが出たら軽く洗ってあげてください。
数日で中央から小さな若葉がニョキニョキと伸びてくるはず。
この新芽はサラダに添えたり、スープに浮かべたりと、ちょっとした“もう一品”にぴったり。
※根が出てきたら、土に植え替えて本格的な栽培に移行することも可能です!
キャベツは節約食材の王様!
一玉買って、飽きずに食べ切って、芯まで使い切れるキャベツ。
ぜひ、今回ご紹介したレシピやリボベジ術で、キャベツを「無駄なく」「美味しく」「楽しく」使い切ってみてくださいね。
コメント